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2005,04,02, Saturday
朝がまた来る
昨日は4月1日だったが、この状況は嘘でも冗談でもなかったようだ。プラカードを持ったヘルメットのオッサンも登場する気配はない。そしてまたこの独房めいた場所で目覚めたという事は、夢でもなかったのだ。
今朝はいつにもまして憂鬱だ。頭が割れるように痛い。憂鬱?そうではない、これはおそらくただの風邪だ。二日ほど前から兆候はあったのだが、少し無理が過ぎたか。今日が休みで助かった。日が昇ったら葛根湯を買いに行かねば。しかしこの近辺に薬局はあるのだろうか。あまり遠出はしたくない。考えてみたら、この近所の事をほとんど知らない。駅、コンビニ、駐車場、クリーニング屋、これまで必要だった施設は極めて小さな半径の内に全て収まっている。便利といえば便利なのだが、その円の外となると未開の地だ。今回のようなイレギュラが発生するとどうしようもない。アテもなくフラフラ出歩くのも馬鹿らしい。こうなったら葛根湯は諦めるとしよう。私史上稀に見る重度の風邪だが、黙って寝てればなんとかなるだろう。なんかハラまで痛くなってきたし。もう一度眠ろう。今度こそ悪夢が終わる事を願って。 そして、朝がまた来る。 |
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